例えそれが君の中で長い人生の間の１ミリぐらいの時間であれど...

なにを願い

なにを叶え

なにを知り

なにを思う

いつかその胸には

愛しさが募り

儚さを知り

その手で何を掴むのだろうか

願わくば

今は僕だけのものとあれ

散りゆくときがせめて美しくあるために

それでも大切な人がいるならば

守らなくてはいけない

大切な人の手を放してはいけない


笑顔は遠くから見えればいい

涙は見えなくていい　僕の胸の中で

君が怒るならば僕が悪人となろう

君が迷うなら僕が責任をもつ

決して僕は君から離れたりしないから

だから君は

自分の進む一歩を恐れないで


だけど忘れないで

さいごは君が僕を殺める約束を

大切な人の手を放す時僕は

一片の花となろう

消える方がよほど楽な僕に過酷な罰を

たくさんの優しさを

こんなにももらっておきながら

傷つけることしか出来ない

もう終わりにしないか

優しさなんてもういらないから

戻れないほどに傷つけて閉じ込めてほしい

遠回りでいいから

最後まで生きるから

それはとても残酷で儚い

覚悟は出来ているから

僕に無を

ごめんという言葉はあまりにも残酷で

過去になんてかえれない

ボクが君の未来の姿だなんて

それは悲しくて

向き合えやしない

何も知らないあの頃の小さなボク

無題

僕には出来ないこと
たくさんあるのに
守り抜くことさえ
出来ないといいきるのに
そんな僕に君は
こんなにも優しい時間を
ぱらぱらと
優しい色を
はらはらと

いつの日か生まれ変われるならば
この奇跡を信じて
また
君の前へ