子どもじゃないってば

『子どもじゃないってば』

そう

小さい頃
あたしは大人だと思っていた
物事の一つ一つに
ちゃんとした考えもあった
でも
聞いてもらえなかった
だけど今振り返ると
あの頃のあたしは周りから見て幼かった
近くにいるあの時のあたしと
同じ年齢の子供を見ればわかる
そう
あの頃のあたしはまだ
幼かった
でも
あの頃は
本当にただ話を聞いてほしかった
子ども扱いは嫌だった
大人は早すぎてもお姉さんでいたつもりだった
だから今思う
その気持ちを忘れないでいようと
そう思う
ちゃんと話を
聞いてあげようって
思うよ

つまり

社長の椅子でえらそうにしてる人より
自然を愛せるような人
国会議事堂の凄い席に座れる人より
月に触れるような人
そんな感じ

好きな人

かっこつけてるのに
頭ぼさぼさで
ちやほやされてるのに
一人が好きで
怒ってるのに
優しくて
それで
それがあたしの
好きな人

あなた自身

切ない恋なんて要らない
ホントじゃない愛なんて要らない
要らないよ
嫌い
そんなの嫌い
ただ
あなただけがほしいだけ

生まれた意味ってやつ

宿命を持って生まれたものなんて
つくられたものだけなんだよ
ハサミとか
カッターとか
でもあたし達は
つくられたものなんかじゃないよ
だから自分で見つけるんだ
その
生まれた意味ってやつを