～麻衣の詩帳～ （無断転載禁止）
カテゴリー「詩 021-030」の記事一覧
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近くに行くたびに思い知らされる
あたしとあなたの間の壁
涙の声も届かない
あたしの姿も見えてない？
何故
近くにいるのに気づいてくれないの
お願い
少しでもいいから
こんなに近くにいるんだよ
あたしを見て
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大人も
子供も
動物も
植物も
昆虫も
何もかもが平等なら
あなたはココで生きていけますか
あたしは生きてゆけません
覚えておこう
これがひとつの
ルールということを
キミがいないから
普通の場所になっちゃったよ
あんなに楽しい空間が
息苦しくなっちゃったよ
キミの声がないから
ただの雑音になっちゃったよ
ずっとずっと
そばにいてほしかったよ
そのセリフ
昔はあたしのものだった
君の口からこぼれるそのセリフは
今はあたしのものじゃない
ねぇ
今はどんな言葉を
どんな顔して
あの子に…
あたしの怒りを
受け止めてくれるその胸は
もうここにはいない