人それぞれ

色も

形も

なんでもいいんだ

ただその名前が欲しかった

ただ『愛されてる』ってそれが欲しかったんだ

小さな悩みでごめんね

ボクにとっては

おっきなことだったんだよ

もう　そんな悩み

ボクだけが知っていればいいから

ちゃんと一人で悩むから

だから泣かせてくれないか

影

不安も孤独も

笑っていれば取り除けると思っていたんだ

気づいたら

頭から足元までスッポリ

黒い影にのまれていた

気づいてしまった時

その瞬間

ボクは笑顔を忘れてしまっていて

だから　のまれたのかな…

それとも最初っから

笑顔はムダだったのかもしれないって

思えて

弱いボクは

涙が止まらないんだ

強くなくちゃいけないのに

別のものへ

この痛みから逃げる方法は

それ以上の痛みで

ボロボロになっていくけれど

それでもこの痛みから逃れたかったんだ

愛しい人

星よりも輝く光がある

花よりも綺麗な色がある

海よりも気持ちいい風がある

空よりも広い場所がある

心地よくて

素敵なメロディーがある

ねぇ、きみのことだよ

さびしい

そう思わせる心が

淋しい

ひとりは

淋しい